【ネタバレ注意】ラブライブ再考(1期アニメ編)
昨日ピザライフしながらラブライブを見返してたのだけど、自分がいろいろと曲解していたことに気づいた。
3月くらいに全話見直して書いた高坂穂乃果メモ
ラブライブ!一期は「やりたいことをやる!」を具現化した存在であるところの高坂穂乃果の目標が、廃校阻止からラブライブ出場へと変化する。その軌跡を描いたものだった。
きっかけは廃校阻止のためだったけど、スクールアイドルの活動そのものが大好きになってしまい、ラブライブ出場を目指す。
初見のときはこの流れがうまく捉えられてなかった。
μ'sの活動が廃校阻止に繋がった直接的描写は無かったし、ラブライブそのものがどういう規模と頻度で開催されているのか不明だったことが余計に物語への不信感を募らせた。
でもそういうことじゃなかったんだよね。
11話以降の展開は「やりたいことをやる!」体現者たる穂乃果自身が廃校阻止はあくまでもきっかけに過ぎなくて、自分が本当にやりたいことはスクールアイドルだったんだ!ってことに気づく。
ここが核心だった。\ホノカチャン/*1
つまりラブライブ!は序章に過ぎなくて、ラブライブ出場を目指すことになった少女たちの物語。
そのはじまり。出会い編、みたいな位置づけなんだよね。
厳密に言うとラブライブそのものはまだ何もはじまっていない。
ラブライブ編はこれから。
タイトルがまさにラブライブ!だし、あのOPはきっと最終回に繋がるはずだ!っていう思い込みがあったせいでちゃんとラブライブしてくれるのかと思ったよね!騙されたよね!
11話以降の展開は正直人気が出たから2期構想へシフトしたせいだと思ってたし、完全に蛇足だと考えてました。 しかもキャラを貶める形での展開で。となるとさすがに容認しがたいものだぞ?という。
でもあれは必要な展開だった。
穂乃果は聖女じゃないし完璧じゃない。\ホノカチャン/
少女に完全さを押し付けるぼくの目線こそが歪んでいたのだ。
やりたいことがあったら迷わず前を向いて突き進むことができる。
ただそれだけの、等身大の少女として描かれていた。\ホノカチャン/
そのことにもっと早く気づくべきだった。
たったひとつの、しかし、かけがえのない才能。
絵里は言います。
「私はあの時、あなたの手に救われた。」と。
「変わることを恐れないで、突き進む勇気。」に救われたと。
海未は明言します。
「穂乃果は連れて行ってくれるんです。」と。
「私たちの知らない世界へ。」連れて行ってくれると。
そしてそれはひとつの作中解でもある。
そうです。やりたいことをやれている人は最強!イズムです。
穂乃果がやりたいことをやれていないと μ'sは沈んでしまう。
キラキラしてない。輝いてない。
ゆえに13話は「μ’sミュージックスタート!」なんですね。
輝ける第一歩を踏み出した。という。\ホノカチャン/
「START:DASH!!」で歌われる、”またひとつ…夢が生まれ…”というのはこの瞬間を詠ったものなのでしょう。
スクールアイドルとして活動することに喜びを見出し、駆け出した。
やりたいことをやってキラキラしはじめた穂乃果は最強だし、μ’sは最強だ!っていうラスト。
良い。\ホノカチャン/
やべぇ、2期が楽しみになってきたー!
ラブライブ!、応援していきたいコンテンツですね!うおー!
しかし、こうなるとアイドルに対する姿勢がまったくブレてないにこは作中だとある種の最強ポジにあたるんですよね。他のメンバーはあくまでも穂乃果がきっかけでμ’s(スクールアイドル)目指しているのですがにこだけは自発的で明確な意思を持ってる。 なんか悔しい。にこのくせに!にっこにっこにー!
引用ここまで
2期1話が公式からの最高のアンサーですごく高まりました。
ラブライブ!は穂乃果を中心に描いていることが伝わってきたから。
そんなわけで2期3話現在かなりハマってます。
ドラマCDはすごく好きだったんですけどね…!アニメまで…!
カプはなんといっても運命共同体ことほのうみが至高
*1:ちなみにことりのイメージカラーはグレーですがあえて緑で\ホノカチャン/ させてます